トムです。
今日は大学の偉大な先輩である前田先生にMassachusetts General Hospitalを案内していただきました!!HMS Exclerkshipをきっかけに、現在こちらでResidencyをされている先生です。
写真は、世界で初めて麻酔下のオペが公開で行われた、Ether Dome (エーテルドーム)
という場所です。まさに外科の聖地です。誰でも入れるみたいです。
みんなで実習を振り返り、悩みを前田先生にたっぷり相談させていただきました。非常に有意義な時間でした。観光地も紹介していただいてワクワク。ありがとうございました!
実習もあっと言う間に半分が終わりました。
どんな感じだったか報告します。
嬉しいことに、私は昨日初めて挿管(Intubation)に成功しました!
麻酔科では、ルートやA-Line、挿管といった手技が大切で、親しくなったAttendingの先生に頼めばチャレンジさせてくれると聞いていました。
医科歯科では聞いた事のないチャンスだったので、今週はここぞとばかりに頼んで挿管にチャレンジしまくりました。
これが意外に難しい!まず患者さんの歯がめちゃ痛い!そしてLaryngoscopeも全然うまく入らない。入っても歯を折るのが怖くて喉頭展開が全然できない!!
親しくなったFellowの先生には
"It takes time. By the time you leave, you are gonna be an
Intubating Machine Tom!"
なんて励ましてもらいました。
そして昨日、珍しく心臓外科はお休みの日で僕は一般外科の麻酔を見学しに行きました。
OR51+52。。。そこには腹壁ヘルニアオペの職人がいて、なんと片方でオペしたらもう片方に行ってオペして、その間に元の部屋には新しい患者さんが、という要領で1日12人もオペしていました。
そこで、僕も部屋を行ったり来たりして、文字通り、Intubation Machineになりました。
といってもLaryngeal Maskっていうのを使って挿管しない人が大半だったのですが。
そしてそして、1週間ずっと手伝いなしではできなかった挿管を、とうとう一人で達成できました!!やっと呪縛から解放されたようで、かなり達成感がありました。
。。。
けど、帰宅して思いました。
あれ?研修医になれば日本でも挿管できるよね。この一週間そればかりにとらわれて患者さんの予習とかそこまで頑張らなかったな。
むむむ、、こんなんでいいのか。Machineじゃなくて人間でいたいよ!
前田先生にもたくさんアドバイス頂いたし、来週からは手技だけでなくちゃんと勉強もしなければと思います。
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